授業づくりネットワーク春集会2026in盛岡

【テーマ】揃わない前提のクラス・授業

お申し込みはコチラ(「Googleフォーム」へジャンプします。)

1988年の創刊以来、NPO法人授業づくりネットワークは「異質な者どうしの学び合い」を掲げ、教科や校種の枠を超え、新しい授業をつくり交流する取り組みを進めてきました。
今回、2018年以来の春集会を全国一斉に開催します。

テーマは「揃わない前提のクラス・授業」

テーマ関連書籍はこちら→https://amzn.asia/d/2TgOTSG

盛岡会場では、副題として「教科書に使われない教師の在り方を考える」と題して開催します。
「教科書が終わらない」 「指導書通りにやっているのに、子供が乗ってこない」 「全員を揃えようとすると、教室が苦しくなる」
そんな悩みを持つ先生方へ。
学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」や「個別最適な学び」。言葉は美しいですが、現場では「多様な子供たち」を前に、どう実現すればいいのか悩むことも少なくありません。
これからの時代は、「子供も教師も、揃えたくても揃わないのが前提」の「包摂の時代」です。 全員を同じゴールへ、同じペースで引っ張っていく「揃える」授業は、限界を迎えています。
必要なのは、教師自身が「教科書に使われる」のではなく、目の前の子供に合わせて「教科書を使いこなす(道具にする)」ことです。
今回のセミナーでは、国語・社会・図工、そして管理職という異なる教科、立場から、4人の実践者が登壇します。子供たちにどう合わせて教科書を使っていくのか。 明日からの授業が楽しみになる、具体的なヒントと勇気を持ち帰ってください。
また、それぞれの講座の振り返りにスプレッドシートに感想を打ち込む活動を取り入れることで、参加者同士の学びもより深まるようにしていきます。

(スプレッドシートの例)https://docs.google.com/spreadsheets/d/1HlSVbLUe1rngLuhWhSFpaAPwrAkWtZjNRd8RJmPB6c8/edit?usp=sharing

そして、最後のセッションでは、生成AIを活用し、自分が考えている「教科書に使われない教師のあり方」を深掘りし、交流をしていきます。

【詳細】

1 日時 2026年3月28日(土)10:00~16:00
2 会場 キオクシア アイーナ(いわて県民情報交流センター)会議室602
(盛岡市盛岡駅西通1-7-1)
3 定員 20名
4 会費 2,000円(午前のみ、午後のみの参加は各1,000円)
5 登壇者(学校名)

藤澤 菜穂(岩手県二戸市立福岡小学校 教諭 社会科)
柳村 絵理子(岩手県滝沢市立滝沢中央小学校 教諭 図画工作)
京野 真樹(秋田大学附属小学校 副校長 国語
菊池 真人(岩手県久慈市立長内小学校 副校長)

【プログラム】(予定)

09:30 受付開始
10:00 開会・オープニング(15分) 

  • 進行:京野 真樹
  • 趣旨説明、オリエンテーション、アイスブレイク

10:15 ワークショップ①(45分)
「社会科教科書を活かす学習方略」 藤澤 菜穂
11:00 休憩
11:10 ワークショップ②(45分)
「多様な子どもたちが楽しめる図画工作科の教科書活用」 柳村 絵理子
11:55 休憩
13:00 ワークショップ③(45分)
「教科書を生かした働き方改革時代の国語科単元学習づくり」 京野 真樹
13:45 ワークショップ④(45分)
「教科書を教える」から「教科書を足場にして子供たちを育てる」 菊池 真人
14:30 休憩
14:45 全体セッション・対話(60分)
「生成AIを活用して、自分の考える「教科書に使われない教師のあり方」を深掘りし共有する。」

  • 生成AIとの対話
  • スプレッドシートへの打ち込み
  • 参加者同士のリフレクション

15:45 振り返り:教科書と教師のあり方を見通す(15分)
16:00 終了・解散 

【講座の内容】

社会科教科書を活かす学習方略:藤澤菜穂
 指導書を参考にしてみたけれどうまくいかない。学習活動を工夫してみたけれど子どもは楽しそうではない。教科書や資料集、地図帳などを駆使してダイナミックに問題解決に取り組む子どもの姿を、社会科の授業で実現したい。子どもの知的好奇心に火を打し、問題意識を喚起するための足場掛けや、次々と生まれる問いに仲間と力を合わせて立ち方向かう必然性をもてるようにする仕掛けが機能する活動の設定について、学び手目線で考えてみます。

多様な子どもたちが楽しめる図画工作科の教科書活用:柳村絵理子
 授業は子どもたちの実態から出発して構想されることが理想です。しかし、「年間計画にあるから」「教科書にあるから」という固定観念を払拭できず、いつしか「この子のために」が後回しになってしまう現実に悩むことはないでしょうか。「もっとこうしたい」「そんなの無理」教室に交錯する子どもたちの多様な感情に少しでも寄り添えるよう、教科書の活用率が特に低い図工科の授業で、なぜ教科書があるのか、実態に応じた活用ができるのかということについて共に考えてみます。

教科書を生かした働き方改革時代の国語科単元学習づくり:京野真樹
 国語科の教科書が、子どもにとっても教師にとっても、年々難しくなっていると感じている方はいらっしゃらないでしょうか。掲載されている順にこなしていくのが精一杯で、本当に子どもたちは楽しめているか、力が付いているか不安になっていないでしょうか。しっかり教材研究したいのに、早く帰れと急かされる時代です。そんな中でも、ちょっとの工夫で子どもにも教師にも楽しみながら力を付けられる授業づくりの手掛かりとして、教科書をアレンジした単元学習に光を当ててみます。 

「教科書を教える」から「教科書を足場にして子供たちを育てる」 :菊池真人
 一生懸命に授業をしているのに、子供の心が離れていく。全員を「揃える」指導が限界を迎える中、ご自身や子供を責めてしまう先生も多いのではないでしょうか。 今の教室にまず必要なのは、やらされ感のない「安心・安全な学級の土台」です。 その上で、授業に「ユーモアとテンポ」を生み出し、「自己選択・自己決定」の場を織り込んでいく。そうすることで、子供たちの学びの足場ができていきます。 教科書に縛られず、子供を伸ばしていくことのできる教師の在り方と、明日から教室で実践できる具体的な一歩を提案します。

お申し込みはコチラ(「Googleフォーム」へジャンプします。)